1ローカル/リモート アクセス共有 1ポート VGA KVM over IP （1ポート電源制御PDU機能搭載、解像度1,920×1,200対応） KN1000A

製品概要

KN1000Aは、PCやアナログKVMスイッチに遠隔操作機能を付加できる、1ポートのリモートアクセスユニットです。本製品をこれらのデバイスとキーボード・モニター・マウスとの間に接続することによって、標準WebブラウザやWindowsまたはJavaアプリケーションを介して、コンソール操作や電源制御を実行したり、BIOSレベルのアクセスやトラブルシューティングを行ったりすることができます。ネットワークがダウンした場合でも、バックアップとして外付モデムを使用したアウトバンドアクセスを行うこともできます。サーバーの電源ON/OFFや再投入等の電源制御もリモートから実行でき、ATEN製PDUと併用すれば、複数台のサーバーの電源制御を行うこともできます。ネットワークスイッチ等のシリアルコンソールデバイスもリモートから制御できます。
KN1000Aは、ノートパソコンからKVMスイッチにアクセスできるラップトップUSBコンソール(LUC)ポートやわかりやすいOSD、バーチャルメディア等の多彩な機能を搭載しているため、複数のタスクも同時に簡単に行うことができます。特にバーチャルメディア機能は、リモートコンソールからファイル転送やシステム診断テスト、ソフトウェアのパッチやアプリケーションのインストールを行えます。データに関連するタスクを実行するのに、サーバーに直接光学ドライブを接続する必要は無く、どこからでもOSやBIOSに関するトラブルシューティングができるようになります。解像度はローカルとリモート共に最大1,920×1,200@60Hzに対応しています。
Windows GUIクライアントおよびJavaクライアントアプレットは共にブラウザベースおよびWindows APから利用できるので、容易かつフレキシブルにリモートアクセスできます。各アプリケーションはネットワーク上のどこからでもリモートサーバーにアクセスし、ログインできる独自の方法を提供しています。Javaベースのクライアントを含めると、KN1000Aのプラットフォームは独立したものとなり、ほとんどのOSで使用することができます。
KN1000Aを導入すれば、キオスクやATM等、各地に設置された複数のサーバーにリモートから速くて信頼性が高く、経済的な方法でアクセスし、制御することができるようになります。

製品特長

【ハードウェア】
・PCやアナログKVMスイッチに接続することで、その機器へのリモートアクセスが可能に※
・1ポート電源制御PDU機能搭載
　接続できる機器のインターフェースはPS/2、USB、シリアル(RS-232)に対応
・ローカルコンソールには、PS/2またはUSBのキーボード・マウスの接続が可能
・マルチプラットフォーム対応 - Windows、Mac、Linux、Oracle社SPARC(Sun)、VT100ベースのシリアルデバイス
・バーチャルメディア対応
・解像度 - ローカルコンソール、リモートセッション共に、最大1,920×1,200@60Hz、24-bit色深度

【管理】
・ユーザーアカウントは最大64名まで作成可能 - 同時ログイン可能なユーザーは最大32名
・セッション終了機能 – アドミニストレーターはユーザーセッションを手動で終了することが可能
・イベントログ、Windowsベースのログサーバー対応
・重大なシステムイベントの発生時にはSMTPメールやSNMPトラップで通知。Syslog対応
・リモートからのファームウェアアップグレードが可能
・シリアルコンソール管理機能 - 製品搭載のシリアルビューアまたはTelnet、SSHセッション用のサードパーティーのソフトウェア（例：PuTTY）により、シリアル端末のアクセスが可能
・PPPモード(モデム)ダイヤルイン/ダイヤルアウト対応で、アウトオブバンドや低帯域環境での操作が可能
・ポート共有モードにより複数ユーザーからのサーバーへの同時アクセスが可能
・ATEN CC(Control Center)統合管理システム対応
・ATENリモート電源管理デバイス対応
・Wake on LAN機能を使用して、リモート電源ON/OFF制御が可能
・電源アウトレットのOFF/ONスケジューリング対応。電源管理タスクは、日時、週次、月次、またはユーザー定義の時間間隔で実行
・セーフシャットダウン対応
デバイスへの自動Ping機能でステータスを判断 - 一定時間のPing送信テストでエラーになった場合、割り当てられているアクションを自動的に実行
・ダイナミックDNS対応
・ユーザーアカウントおよび環境設定のインポート・エクスポートが可能
・ブラウザアクセス方法の管理(ブラウザ、HTTP、またはHTTPSを無効化)

【使いやすいインターフェース】
・日本語にも対応した多言語ブラウザメニューおよびアプリケーションGUI搭載 - ユーザーのトレーニング時間を短縮し、作業効率の向上が可能
・マルチプラットフォームのクライアントに対応 (Windows、Mac OS X、Linux、Oracle社SPARC(Sun))
・各種Webブラウザに対応 (IE、Chrome、Firefox、Safari)
・リモートアクセスにはWebブラウザや専用アプリケーションを使用
・バーチャルリモートデスクトップ画面はフルスクリーン表示、またはリサイズ可能なウィンドウ表示が選択可能
・マジックパネル - 設定可能な機能アイコンを搭載したコントロールパネルは表示・非表示を選択可能
・ローカルOSD搭載

【高度なセキュリティ】
・スマートカード/CACリーダー対応
・外部認証対応 - RADIUS、LDAP、LDAPS、MS Active Directory
・セキュアなブラウザからのユーザーログインを実現するTLS 1.2暗号化およびRSA 2048-bit証明書対応
・キーボード/マウス、ビデオ、バーチャルメディアの各信号を個別に暗号化可能 (56ビットDES、168ビット3DES、256ビットAES、128ビットRC4、ランダムより選択)
・IPアドレス、MACアドレスによるフィルタリング機能
・パスワード保護機能
プライベートCA認証対応

【バーチャルメディア】
・OSのアップグレードやソフトウェアのインストール等の作業が効率的に
・USBインターフェース対応サーバーの場合、OSとBIOSの両方のレベルで利用可能
・バーチャルメディア対応デバイス - USB2.0対応DVD/CDドライブ、USBマスストレージデバイス、PCハードディスクドライブ、ISOイメージ

【バーチャルリモートデスクトップ】
・BIOSレベルでのアクセスが可能
・帯域制御機能 - ビデオ画質は帯域幅の変化に応じて自動調整。モノクロ色深度設定、データ圧縮率の閾値/ノイズ設定は環境に合わせて変更が可能
・フルスクリーン表示、またはリサイズ可能なウィンドウ表示が選択可能
・リモートユーザーのコミュニケーションに活用できるメッセージボード搭載
・多言語対応のオンスクリーンキーボード搭載
・マウスダイナシンク機能搭載 - ローカルとリモートのマウスを自動同期
・終了マクロ対応

※ 対応KVMスイッチ - ACS1216A、CS1308、CS1316、CS1708A、CS1716A、CS1754*、CS1758*、CS9134、CS9138、KH2508A、KH2516A、KH1508A、KH1516A
・カスケード接続するKVMスイッチの機能によっては、KN1000Aの一部の機能がご利用いただけない場合があります。（例えば、バーチャルメディア非対応のKVMスイッチをカスケード接続した場合は、KN1000Aのバーチャルメディア機能はご利用いただけません。）
・また、カスケード接続するKVMスイッチの機能のうち、KN1000Aでは対応していない機能はご利用いただけません。（例：CS1754のオーディオ機能等）

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